厳選企業が一人ひとりの経歴や価値観を尊重し、あなたに向けてオファーメッセージをお届けするBaseMe(旧エシカル就活)。
今回は、BaseMe上で自分を思うように表現したプロフィールをきっかけに様々な企業と出会う中で、ソーシャルベンチャーの草分け的存在である株式会社ゼネラルパートナーズ(以下:ゼネラルパートナーズ)とのマッチングが実現し、内定を得られたという谷内田さんにインタビューをさせていただきました。元々就活に対しては、「しんどいもの」「ゲームのように捉えられることが多く、自分には合わない」といったイメージがあったという谷内田さん。どのようにイメージが変わっていったのでしょうか?
谷内田 直歩(やちだ なほ)さん
国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 25卒。大学では自らの学びをデザインしていくことにこだわりを持ちながら、探究的な学びに取り組む。また、和太鼓部では副部長・会計、SDGs推進室フェアトレードプロジェクトでは代表を務めた経験を持つなど、人との関係性を大事にしながら活動にも取り組んでいる。
#地方創生・まちづくり #貧困問題 #子育て・教育
ーインタビューのお時間いただきありがとうございます!早速ですが、まず就活の流れを教えていただけますか?
就活を始めたのは3年生の4月からです。大学の就活講座に参加してから始めたのですが、最初は本格的にというよりかは、自分の興味のある業界や企業について調べていました。また、この時期からBaseMeには登録していました。
まず見ていたのはメディア業界です。当初新聞記者になりたいと思っていたということもあり、5月は記者職の方や他の大学の先輩方からお話を聞いたり、サマーインターンにも参加しました。実際に業界はメディア以外にも教育業界等、期間は1dayのものから3,4daysのものにも幅広く参加しましたね。
ただ、秋ごろに記者も違うかなと思うようになり、結局その後進んだのは1社の早期選考のみです。12月以降は絞った数社だけ受けるようにし、BaseMe経由では6社選考に進んでいました。最終的に内定承諾をしたゼネラルパートナーズからは2月末に内定をいただきました。
ーそうなのですね。BaseMeはどのようなきっかけで知り、使ってくださったのですか?
登録したのは同大学の友人による紹介がきっかけでしたが、実は以前から名前は存じ上げていました。というのも、当時BaseMeはエシカル就活という名前でしたが、ICUの先輩が共同創業者であったり、ICUの教授からもサービスの名前をよく聞いていたからです。友人から紹介してもらった際に共同創業者の方とも面談し、そこから使うようになりました。
ー具体的にどのようにBaseMeを使っていただいていましたか?
基本的には、自分のプロフィールを埋めておき、企業さんから届いたスカウトをきっかけにやり取りを始めるという使い方ですね。BaseMeのプロフィールには、自分がこれまで取り組んでいたことを写真等も用いながら、好きなように表現することができます。

(谷内田さんのBaseMeプロフィールより一部抜粋)
私が自己分析を本格的に始めたのは夏明け頃のことでした。自分に合う自己分析の方法や分析用のツールが見つからずなかなか取り組めていなかったのですが、BaseMeにこれまでの活動やその背景にある興味関心のあるテーマ等プロフィールに埋めていくことで、自分の価値観や大事にしたいことを明らかにすることができました。例えば、私はこれまでいろんなことに興味を持って挑戦してきたのですが、その背景には人と繋がったり、人と話す中で価値観が広がっていくのが楽しいといったモチベーションに繋がっていることに気がつきました。その意味では、自己分析のツールのような形でもBaseMeを使用していましたね。BaseMeのプロフィールには決まりきった質問に対する回答を書く必要がなく、自分で自由に文章を書けるので、エントリーシート等でよくあるような「綺麗に見せないといけない」といったプレッシャーもありませんでした。
また、届いたスカウトはその多くがカジュアル面談の案内でした。だからこそ「選考」というより、話し相手のように一緒にキャリアのことを考えてくださるような企業さんも多かったですし、他者を通じて自己とも対話しているような感覚で、自らのキャリアビジョンや自己への理解を深めていくことができたように思います。プロフィールにある程度自分のことは表現しているので、最初からマッチ度が高い状態で、心理的安全性もありながらお話ができるというのも良かったですね。表面的な学歴や活動経験でフィルタリングされているのではなく、自分を多面的に深く知った上でスカウトが届いているように感じました。

(当時のスカウトのイメージ画像)
実は元々就活に対しては、「しんどいもの」「ゲームのように捉えられることが多く、自分には合わない」といったイメージがありました。ですが、BaseMeを通じて出会った企業さんとお話する中で、マッチングを大事にしながら、楽しく就活を進めることができました。面談時に背景や文脈の説明が不要で、その分深い話にすぐ入ることができ、結果として企業さんとも深く繋がれた、という点も良かったですね。
ーBaseMe経由で他にも何社か選考に進んでいたとのことですが、就活の軸は何でしたか?
「ソーシャルビジネスであること」が第1の軸でした。ではソーシャルビジネスとは何なのか、という点でいくと自分なりに3つの定義を設けていました。それが、企業が取り組んでいる社会問題に対して自分も問題視していること、その企業がサービスを提供しているターゲットが社会構造自体から負を被っていること、直接的に人に対してアプローチができることの3つです。その中でもゼネラルパートナーズの内定を最終的に承諾したのは、上記の観点が特にしっくり来たということに加え、社員さんとお話ししていて一番話が合ったというのが大きいですね。
先ほど自分なりの定義については申し上げたのですが、ソーシャルビジネスの定義は人それぞれだと思っています。ですが、ゼネラルパートナーズの社員さんとお話ししていた際に、社会に対する「良いこと」の定義に非常に近いものを感じたり、社会課題解決がビジネスでなされるべき理由を聞いた際にしっくりきたといったことから、企業とのマッチ度の高さを感じましたね。
自分を思うように表現できる場所があって、それを見た企業から声をかけてもらえるというプラットフォームだったからこそ、当初見ていた業界とは全く違う、思いがけない出会いに繋がったように思います。
ー最後に、就活を控えている・就活中の学生さんに向けてメッセージをお願いします。
今思い返せば、就活は人と会い、対話して新しい考え方を知る、濃い時間だったと感じます。将来やりたいことがなかなか言語化できずもどかしいこともあるかと思いますが、出会いを楽しみ、自分らしく頑張ってください!
マッチングを大事にしながら就活を進めるならBaseMe
就活へのネガティブなイメージから一転、自分らしさを大事にしながら、カジュアル面談を入り口にマッチ度の高い企業と出会えた谷内田さん。インタビューのお時間いただきありがとうございました!